2019年4月2日のこのブログ「ミリカブ」で、映画「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」のことを書きました。(下記リンク参照)
今回、私がDVDを購入したのは、その前日譚に当たる作品です。
ーストーリー
FBI(アメリカ連邦捜査局)の人質救出作戦部に所属するケイト(エミリー・ブラント)は、人質の情報を得てある民家に突入します。
しかし、人質はいません。それどころか、銃撃を受け、民家の壁に埋め込まれた数多くの遺体を発見します。さらに、現場検証中に仕掛けられた「IED 簡易爆発装置」が爆発し仲間が負傷します。
持ち前の正義感を発揮したケイトは、CIA(アメリカ中央情報局)の職員マット(ジョシュ・ブローリン)と謎のコロンビア人のアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)(ラテンの熱い漢!)と組みメキシコの麻薬組織に捜査を進めます。
通常、FBI(アメリカ連邦捜査局)は、アメリカ合衆国内の捜査権限があり、捜査方法も法令順守する必要があります。もちろんケイトはその手順を守ろうとしますが、マットやアレハンドロは守ろうとしません。麻薬組織の壊滅のためケイトは、「正義」と「悪」の「ボーダーライン」に立ち、どう戦うのか?判断を迫られます。
映画「プラダを着た悪魔」で、ニューヨークのファッション誌の悪魔編集長の第一アシスタントを演じていたエミリー・ブラントが全く違った演技を見せています。
夜のシーンでは暗視装置越しの映像が映し出されます。サーマール(熱感知)カメラのシーンがあり、私は最初CGだと思っていました。
しかし、DVDの特典の中で、ドゥニ・グィルヌーヴ監督が「FLIR Systems」[NASDAQ:FLIR]のカメラで性能がよく驚いたよ!とコメントをしていました。
もちろん、DVDで再度そのシーンを見直して私も驚きました。サーマール(熱感知)カメラの性能がこんなに進化している!どんだ~け!と
トランプ大統領が、アメリカとメキシコの国境(ボーダーライン)に壁を建設すると発言していますが、その意図が少しだけ理解できました。