さて、ロシアの砕氷船「イワン・パパーニン」には、「カリブル巡航ミサイル」が搭載される予定です。
今まで、巡航ミサイルといえば、レイセオン[NYSE:RTN]の「トマホーク」巡航ミサイルが独占していました。
しかし、2015年10月にこの優位性が失われました。ロシアがシリア空爆の為に、「カリブル巡航ミサイル」を投入しました。
ロシアのカスピ海から発射されたカリブル巡航ミサイルは、シリアのイスラム国の施設に命中しました。
カリブル巡航ミサイルは、千トンクラスの小型艦から発射されました。
アメリカのトマホークは、イージス艦やオハイオ級原子力潜水艦などの高価な艦船から発射するのに対し、カリブル巡航ミサイルは、小型艦やディーゼル潜水艦から発射できます。また、通常の海運貨物コンテナにも収まるので、コンテナ船に搭載して運用が可能とされています。