ノースロップ・グラマン[NOR]の株価が再び上昇傾向にあります。
2018年3月にピークの349ドルに達したあと低迷していましたが、最近の不安定な中東情勢を受けて値上がりしています。
2019年6月にホルムズ海峡でタンカー攻撃があり、その後、アメリカ海軍の無人偵察機「BAMS-D」がイランにより撃墜されました。
「BAMS-D」は、ノースロップ・グラマンの無人偵察機「RQ-4Aグローバルホーク」を改良し洋上監視機能を強化したモデルです。
今月は、サウジアラビアの石油関連施設にドローンと巡航ミサイルによる攻撃がありました。これもイランの支援を受けたイエメンのフーシ派が関与しているとみられます。フーシ派は、アラブ首長国連邦「UAE」の空港などにもドローンで攻撃したりしています。
ノースロップ・グラマンが担当しているF-35の胴体部もF-35の生産と採用国が増えているのも一因だと考えられます。