令和元年の概算要求のイージス・アショアの導入が本格化しました。2基セットで2343億円で、三菱商事を通じてロッキード・マーチン[LMT]に発注されました。
防衛省は、イージスアショアを選定する際に、ロッキード・マーチンの「LMSSR」とレイセオン[RTN]の「SPY-6」のどちらのレーダーを採用するのか?が焦点となりましたが、結果ロッキード・マーチンの「LMSSR」が採用となりました。
弾道ミサイルを迎撃用のミサイルはレイセオンの「SM-3ブロックⅡA」を採用しており少し前に取得が始まっています。
これに付随してミサイルを収納する垂直発射システム「VLS」を6基する予定となっています。
イージス・アショアは、日本全土防護する観点から秋田県と山口県の2カ所に設置することが決定しています。しかし、住民の反対などがあり困難を極めています。
また、イージス・アショアは弾道ミサイル防衛専用なので今後脅威となる「極超音速ミサイル」や「巡航ミサイル」や「ドローン」などには対処できません。
今後、その対策のためのオプションなどが必要となるでしょう。