中国初の国産空母が台湾海峡を通過 近く実戦配備か(19/11/18)
2019年12月17日、中国人民解放軍は、国産空母「山東」(001A)を配備しました。
空母「山東」は空母「遼寧」を基にして大連船舶重工で建造されました。空母「遼寧」はウクライナから購入した空母ワリヤーグを改修したものでしたが、今回配備された「山東」は、純国産で艦橋(アイランド)部分の形状が変わるなど独自の改良がされています。
去年の試験航海の後、重大なトラブルが発生したようで修理の為に長期間ドックに入渠していました。
また、中国は「002型」空母の建造を上海の江南造船所で進めています。この空母は、スキージャンプ方式ではなくカタパルトを搭載した艦になるようです。
急速に近代化を進めている中国人民解放軍ですが、今回の空母「山東」の就役により空母2隻体制が整いました。思っている以上にハイペースで空母の建造を進めています。さらに原子力空母「003」型の建造にも着手しています。