ブルームバーグからの情報によると、スペースX社はインターネット通信衛星「スターリンク」の部門をスピンアウトし株式を公開する可能性を示唆しました。
今現在、インターネットの通信は海底の光ファイバーが中心です。詳しくは「アロハ父さんとモアナ母さんの資産運用Diary」のブログの中で説明されています。↓
スペースXは2020年末までにスターリンク衛星を24回打上げる予定です。既に4回打ち上げに成功して残り20回です。1回の打上げにスターリンク衛星を60機搭載しています。60×24=1440機の衛星を上空500キロに投入し通信を行う計画です。
スターリンク衛星のデータを受信する地上基地局のアンテナはピザの箱の大きさ程度になるとスペースXは説明しています。これによりインターネットの接続ができない貧困層40億人にサービスを提供できるとしています。
上記の動画を見ていると株取引などで光ファイバーを使用するよりデーターの転送が早くなるようです。おそらくイーロン・マスク氏はデリバティブや証券業界にこのシステムを売り込むようです。（大富豪がNY～ロンドン間に個人で光ケーブルを敷設しているエピソードなどがあり字幕をオンにして楽しみましょう！）
スペースX社の代表のイーロン・マスク氏は近い将来に月面着陸や火星へ飛行などを目標としていますが、スターリンク部門の株式公開をすることにより資金を調達するようです。スターリンク部門から収益を得ながら宇宙開発に邁進すると思われます。
