衝撃のニュースです。我が国の弾道ミサイル防衛を担うはずの「イージス・アショア」の導入を見送るとのことです。
技術的な問題で迎撃用のSM-3ミサイルの第一段目ブースターが市街地に落下するのを防げないとのことですが、敵国が弾道ミサイルを撃ち込んでくる状態でそんなことを気にするのか疑問です。
日本が導入するイージス・アショアはロッキード・マーチン[LMT]のレーダーを採用予定でしたが白紙となります。レイセオン・テクノロジーズ[RTX]のSM-3ブロックⅡミサイルそのまま購入でしょうか？（その分、F-35戦闘機を購入させられたり！）
今後は、今までと同じイージス艦とPAC3の2段構えで弾道ミサイル防衛体制を進めていきます。
すでに中国やロシアなどは弾道ミサイル防衛網を突破するために「極超音速ミサイル」を実戦配備しています。現状では、イージス・アショアでは迎撃が難しいので中止も正しいかもしれません。
アメリカも急ピッチで「極超音速ミサイル」の開発や試験を進めています。我が国も極超音速ミサイルとして「島嶼防衛用高速滑空弾」の研究を進めています。
さっそく、アフターコロナの世界が動き出しましたね。
