RS-24 Yars & Topol-M - Russian Intercontinental Ballistic Missile
2019年8月2日に米国とロシアが締結していたINF(中距離核戦略ミサイル)条約が破棄されてから1年が過ぎています。
ロシアが配備を進めている「ICBM-大陸間弾道ミサイル」の「RS-24 ヤルス」と移動式発射車両「トポルM」の映像が公開されました。
車両から発射できるので普段は山の中のトンネルなどに隠しておき有事の際に移動して発射することができます。
動画見ていると弾道ミサイルが起立して発射するまでの時間が非常に短いです。
また、弾頭部に複数の核弾頭を装備できるようで、西側陣営のイージス弾道防衛システムやサードミサイルやパトリオットなどのミサイルで対処を惑わす仕組みになっています。
しかしながら、アメリカはこの手の移動式の大陸間弾道ミサイルを持っていません。ロシアや中国や北朝鮮は移動式弾道ミサイルがお気に入りのようです。
さらに中国はINF(中距離核戦略ミサイル)条約が適用されなかったので、中距離弾道ミサイルを数多く開発しています。
アフターコロナ後の世界では、やはり核抑止力が必要となってくるようです。