Indago UAS: Ready for Civil, Military Applications
2020年7月30日、スイス軍はロッキード・マーチン[LMT]のドローン「Indago 3」を導入すると発表しました。
ロッキード・マーチンが一般的なクワッドコプター式ドローンを開発していたことに少し驚きました。
険しい山岳地多であるスイスで偵察やパトロールにドローンはうってつけだと思われます。
「Indago 3」は50分から70分の飛行が可能で、搭載されているカメラは、300メートルの距離から自動車のナンバープレートを読み取ることができます。
また、夜間などは、赤外線サーマルモードのカメラを利用することができます。
このサーマルカメラはフリアー社[FLIR]の「Boson IR」カメラを採用しており、低コストでコンパクトですが高性能です。
永世中立国のスイスですが、アメリカ製のドローンを導入とは意外です。自前で開発してそうなイメージがあります。スイスはボーイング[BA]のF/A-18スーパーホーネットの追加も検討しています。