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軍需・防衛産業への投資

ボーイング 2020年第3四半期決算


【スタバがお好き?】戦闘機パイロットと給油オペレーターはコーヒーに夢中

2020年10月28日 ボーイングは第3四半期の決算を発表しました。

・コロナウィルスと737 MAXの事故の影響によって引き続き業績が大きな影響を受けました。
・売上高は141億ドルです

・純損失は46億ドルで1株当たり0.79ドルの損失です。
・営業キャッシュフローは48億ドルでの現金及び有価証券は271億ドルです。
・4,300機以上の民間航空機を含む3,930億ドルの受注残があります。

 

売上高の内訳は

民間航空機          35億ドル

防衛、宇宙、セキュリティ   68億ドル

グローバルサービス      36億ドル

ボーイングキャピタル       7億ドル

合計              141億ドル

 

 ボーイングの主力だった旅客機の製造は相変わらず低迷していますが28機に増えています(第2四半期は20機)。防衛部門ではアメリカ空軍向けF-15EX戦闘機のとそのサポートの受注があり売り上げが安定しています。

 その他、アメリカ陸軍の特殊部隊向けの大型ヘリ「チヌーク(MH-47GブロックⅡ)」の受注があり、引き続きアパッチ攻撃ヘリの新規とリサイクルが順調です。

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AH-64E アパッチ

 

  特にボーイングはF-15EX戦闘機に力を注いでいます。ロッキード・マーチンが開発中の極超音速ミサイルAGM-183Aを搭載可能とされています。

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F-15EX

 動画は、対地攻撃装備満載のF-15Eストライクイーグルと空中給油機のオペレーターとのたわいもない会話です。F-15戦闘機のパイロットならではの余裕がありますね。

 近いうちにAGM-183Aを搭載したF-15EXがホットな話題となるでしょう。

 

 厳しい相場環境で気が滅入りますが、コーヒーとドーナツでも食べながら乗り切りましょう!

 

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