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軍需・防衛産業への投資

ジェネラル・ダイナミクス 2020年通期の決算

 


General Dynamics - Innovation Spanning Every Sector

 2021年1月27日にジェネラル・ダイナミクスの2020年の第3四半期の決算が発表されていました。遅くなり申し訳ありません。

 

 ゼネラル・ダイナミクス[GD]の第4四半期の純利益が105億ドルで10億ドル(1株当たり3.49ドル)でした。2020年通期の純利益は32億ドル(1株当たり11.00ドル)で、売上高は379億ドルでした。

 当期純利益と1株当たり利益(EPS)が前四半期比20%増加しました。同四半期の営業利益率は12.3%で、90ベーシスポイントを順次増加し、前四半期から20ベーシスポイント上昇しました。

 

  建造中の最新鋭コロンビア級原子力潜水艦関連の受注があり、海洋部門は引き続き好調です。イージス艦強襲揚陸艦バージニア原子力潜水艦のメンテナンス等の受注もあり安定しています。

 

 今回動きがあったのはストライカー装甲車に暫定短距離防空システムが搭載された「IM-SHORAD」の受注があったことでしょうか。

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暫定短距離防空システム IM-SHORAD

 近年のアルメニアアゼルバイジャン紛争では安価なドローンを利用した攻撃が行われるようになりました。ストライカー装甲車は紛争地での任務が多く、その対処方法が課題となってきています。

  このストライカー装甲車も「暫定」のキーワードが付いています。アメリカ陸軍にとってもドローンの攻撃は脅威になってきているようです。

 

 

 

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