再生注意!!ショッキングなシーンがあります。
最悪の戦闘を描く衝撃の実話『アウトポスト』2021.3.12(金)公開【予告】
今回紹介する映画は「アウトポスト」です。
ストーリー
アフガニスタン北東部にアメリカ軍のキーティング前哨基地がありました。なんと険しい山岳地帯のすり鉢状の底に設営されていました。
時々、アフガニスタンゲリラのタリバンが少し襲撃を加えは逃げていくだけでした。しかし、マリファナを吸ったり「F***」の単語を罵ったりとアメリカ軍兵士の士気は低い状態でした。さらに、同じ基地内に駐屯しているアフガニスタン正規兵士の輪をかけたようにやる気がないのでした。
そして2009年10月3日、早朝5時58分にタリバン兵士は一斉にキーティング基地に攻撃を開始します。それは後に「カムデシュの戦い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争で最も過酷な激戦の幕開けでした。
日頃の小規模な襲撃からタリバンはアメリカ軍の動きを予測しており、アメリカ軍の航空支援(爆撃)が始まるまでの短時間で基地内に侵入を開始します。
基地内のいたる所でタリバンとアメリカ軍との接近戦が行われます。彼らは無事に生き残ることができるのでしょうか!
アメリカの戦争映画のお約束でピンチの時にボーイングのアパッチ攻撃ヘリやボーイングB-1B爆撃機が駆けつけてくれます。予告編では颯爽と登場します。
(映画の元になった原作は早川書房の「レッドプラトーン 14時間の死闘」です。読んでいるとタリバンはヘリコプターの進路予測して巧妙に対空砲火を設置しており、アパッチは銃撃を受けて損傷してしまいます。パイロットは銃弾の入射角度からタリバンの対空砲火の位置を特定し反撃をする記述があります。
また、狭い渓谷に無人機や攻撃ヘリや爆撃機や応援部隊が集結したので、混乱した状態になります。
例えばB-1B爆撃機の投下する爆弾の威力が大きいので、無人機やアパッチ攻撃ヘリが巻き込まれないようにF-15E戦闘機の兵装システム士官が現地上空で航空管制を行ったりする記載がありました。)
映画のエンドロールでは亡くなった兵士の写真が出てきます。20代前半の兵士が多くテロとの戦いの厳しい現実が突き付けられた作品でした。