2021年4月23日、中国人民解放軍の海軍は最新鋭075型強襲揚陸艦「海南」、055型中華神盾(中国版イージス)艦「大連」、094A型戦略原子力潜水艦「長征18」の就役を発表しました。これにより南シナ海の実効支配を強化することになります。
中国人民海解放軍は、2040年代にはアメリカ軍を超える軍事力を持つことを目標にしています。特に075型強襲揚陸艦は一気に8艦の建造が進められており3艦が進水しています。やはり台湾統一を視野に入れて強襲揚陸艦の配備を急いでいるようです。
094A型戦略原子力潜水艦「長征18」は、潜水艦発射型の弾道ミサイルを12発搭載しています。射程距離は8000㎞とされています。海中から核ミサイルを発射することができるので中国の核抑止力の要とされています。
中国版イージス艦ともよばれる055型ミサイル駆逐艦も披露され艦首の番号が「105」となっており5番艦が就役しました。中国の空母機動部隊の中心となる艦です。
中国は鍋に水餃子を投入するかの如く軍艦の建造を急ピッチ進めています。最近では、6年以内に武力で台湾を統一する可能性も指摘されています。