2021年4月27日、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]は、2021年第1四半期の業績を発表しました。
- 売上高153億ドル
- 調整後一株当たり利益0.90ドル
- 当期純利益は1億3700万ドル
現在の経済情勢としてCOVID-19による影響がありましたが、一株当たり0.90ドルで売上高、一株当たり利益等予想を上回る好成績でした。
レイセオンとユナイテッド・テクノロジーズが合併して、決算のセグメントが変更となりました。大きく分けて4部門になります。
・コリンズ・エアロスペース
・プラット&ホイットニー
・レイセオンインテリジェンス&スペース(RIS)
・レイセオンミサイル&ディフェンス(RMD)
レイセオンとユナイテッド・テクノロジーズが経営統合してからちょうど1年が経ちました。経営統合した当初は業績がよくありませんでしたが、盛り返してきました。
少し不安なのが、ジェットエンジンを製造するP&WではF-35シリーズのジェットエンジンF-135の生産の遅れが出てきているようです。しかし、引き続き契約は続きます。
またF-35やF-16やF-15などに搭載される空対空ミサイルAMRAAMの受注やパトリオットミサイル関連の受注がありました。
また、次世代の弾道ミサイル防衛用の迎撃システムの受注がありました。
レイセオン・テクノロジーズの2021年通期の売り上げは639億ドルから654億ドルと予想されています。