航空自衛隊は、石川県の小松基地にロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機F-35Aを配備することを決定しました。既に、航空自衛隊三沢基地では23機配備されています。
石川県に配備されることにより日本海側にもステルス機が配備され中国やロシアに対して抑止力が向上することになります。また、老朽化している航空自衛隊のF-15と世代交代する予定です。
航空自衛隊のF-35Aには、ノルウェー製対艦ミサイルの「JSM」を搭載することが決定しています。
少し前には、短距離離陸・垂直着陸型の「F-35B」を宮崎県に配備することを発表しています。
(少し前のイギリスの空母「クイーン・エリザベス」にもイギリス海軍のF-35Bがされていましたね!)
F-35Bは、当初アメリカ海兵隊とイギリス海軍だけが配備の予定でしたが、300mほど短い滑走でも離陸ができ、狭い国土の国々から需要が増えてきています。
ロッキード・マーチンのF-35シリーズは西側諸国の主力戦闘機としての地位を築きつつあります。コロナ禍の中でも順調に生産が続けられています。
F–35シリーズは開発当初から大量生産ができるように設計されており、パイロットやメンテナンス要員の大量育成も進められています。
また、ノースロップ・グラマン[NOC]が胴体部、レイセオン・テクノロジーズ[RHX]がジェットエンジンやレーダーなどを担当することによりたくさんの防衛産業が潤っています。