2021年7月28日 ボーイング[BA]は2021年第2四半期の決算を発表しました。
・737-MAXシリーズが好評で、787型機も納入を再開しました。
・売上高は170億ドルです。
・純利益は5億6700万ドルで1株当たり利益は1.00ドルです。
・営業キャッシュフローは-4億8300万ドルでした。
商業航空機部門では737-MAXの需要が大きく、納品と受注が多くなっています。
787型機の需要が回復してきています。
防衛・宇宙・安全保障部門では、空中給油機KC-46タンカーが好評でアメリカ空軍や航空自衛隊向けの需要があります。また、アメリカ海軍やドイツ軍向けのP-8Aポセイドンが好調です。(海上哨戒機で737型機の武装ver.です。)
イギリスから大型ヘリのチヌークの受注がありました。(チヌークとは?上記の動画を見てね!)
NASAが進めるアルテミス計画のSLS(スペース・ローンチ・システム)の組み立ても始まっています。
737-MAXの増産傾向にあり月当たり16機の生産となっています。今後、航空機需要が回復しつつあり、旅客機をバンバン製造できるのがボーイングの強みです。