北朝鮮が15日に発射した短距離弾道ミサイルは、鉄道車両から発射されたことが判明しました。
朝鮮中央テレビが公開した動画からみるとロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版とされます。
鉄道を利用することにより、普段はトンネル内に隠しておき攻撃の際に素早く移動させることができます。
今回、北朝鮮では「鉄道ミサイル連隊」が新しく組織されました。このミサイルは通常の弾道ミサイルの軌道ではなく変則的な軌道を飛行します。
イージス艦の弾道ミサイル迎撃システムでは対処がしにくく、パトリオットミサイルで迎撃する必要があります。おなじ車両から弾道ミサイルと巡航ミサイルの2種類のミサイルを発射できるようになるかもしれません。
今回の連日のミサイル発射に対して、朝鮮労働党の金与正氏は「今後4年間、安眠したいのならば、眠りを妨げるような厄介事を最初から起こさない方がいいだろう」とアメリカに警告しています。