2021年10月27日、ジェネラル・ダイナミクス[GD] の2021年第3四半期の決算を発表しました。
- 売上高は96億ドルで、前四半期から1.5%増加しました。
- 純利益は8億6000万ドル、希薄化EPSは3.07ドルでした。
- 過去最高の受注額で881億ドル、前四半期比8.1%増です。
航空機部門はコロナの影響で少人数で移動が可能な自家用ジェット機のガルフストリームが安定して好調です。
海洋部門では、建造中のコロンビア級原子力潜水艦向けの次世代原子炉などの受注がありました。
アーレーバーク級イージス艦やニミッツ級空母のメンテナンスプログラムの需要がありました。
戦闘システム部門では、M1A2エイブラムス主力戦車のアップグレードサービスを受注しています。さらにミサイルのコンポーネント関連の受注がありました。(これはアメリカ陸軍の地上発射型の極超音速ミサイルのものかもしれません。)
テクノロジー部門では、「アメリカ特許商標庁」から1億9000ドルの契約がありました。
ジェネラル・ダイナミクスは、原子力潜水艦の建造を主としており業績が安定しています。他の防衛産業が対テロ戦争の終結やステルス戦闘機F-35の影響を受ける中、GDは健闘しています。