2022年8月7日、ウクライナ軍はアメリカの「高速対レーダーミサイル」を使用したと発表しました。
謎であった運用方法がわかりました。
AGM-88は高速対レーダーミサイルと呼ばれ、敵のレーダーの発信源に向かって飛んでいくミサイルです。敵が途中でレーダーの電源を切っても発信源を突き止め命中させることができます。現行のモデルはレイセオン・テクノロジーズが生産していますが、次世代のモデルはノースロップ・グラマンが担当しています。
今回のミサイルの運用での大きな謎は、このミサイルの発射方法とされていました。この動画で運用方法が明らかになりました。ウクライナ軍の戦闘機ミグ29から対レーダーミサイルを発射しています。
コクピットにはタブレット端末やGPS受信機などが取り付けられています。
即席で搭載しての運用ですが、強力なゲームチェンジャーとなりそうです。
(動画はウクライナの歌手エカテリーナさんが映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のメインテーマに歌詞をつけた曲です。歌詞が表示されないのが残念です・・
困難な状況でも上手に立ち回りする海賊ジャック・スパローにウクライナの人々と重ね合わせているようですね。)