2024年6月25日、イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業「スペースX」は大型ロケットファルコン・ヘビーの打ち上げに成功しました。
今回「ファルコン9」ロケットを3本束ねたファルコン・ヘビーロケットは「NOAA-アメリカ海洋大気庁」とロッキード・マーチン[LMT]とL3・ハリス・テクノロジーズ[LHX]が共同開発した次世代気象衛星GOES-Uを搭載し打ち上げに成功しました。
近年地球温暖化に伴い、アメリカでもハリケーン脅威や干ばつや山火事などの問題は発生しています。次世代気象衛星はそれらを高精度で観測する機器が多数搭載されています。今回の打上で次世代気象衛星が4機揃うことになり地球規模の環境問題にも対処できるようになります。
打上後、ファルコン・ヘビーのサイドブースターの2本は無事に地球に戻ってきており着陸に成功しました。(サイドブースターが地球に戻ってくる動画です。↓)
(↑次世代気象衛星を切り離すシーンの動画です。背景に地球が映っています。)