Raytheon Joint Precision Approach And Landing System JPALS
さて、海上自衛隊のヘリコブター搭載護衛艦「いずも」「かが」を改修して、航空自衛隊の「F-35B」を運用する計画が進み始めました。
また護衛艦「いずも」「かが」は、陸上自衛隊「MV-22 オスプレイ」も離着艦して運用できるように考えられています。本来の「SH-60J/K哨戒ヘリコプター」も運用しなければなりません。
最初は、アメリカ海兵隊が「F-35B」を「いずも」「かが」で運用するのでかなり複雑なオペレーションになります。
そこで、レイセオン[NYSE:RTN]が開発した航空機誘導システム「ジェイパルス JPALS [Joint Precision Approach and Landing System ]」が役に立ちます。
このシステムは、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)とUHF波を利用して戦闘機やヘリなどの航空機を自動で誘導し空母や強襲揚陸艦への着艦をサポートするシステムです。
すでに強襲揚陸艦でF-35Bの着艦の試験も成功しており、F-35Bを運用しているイギリスやイタリアも興味を持っています。