2021年9月4日、イギリス海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が日本の横須賀基地に入港しました。
2021年5月下旬からイギリスのポーツマス港を出港し、スエズ運河を抜けてインド洋到達し、沖縄近海で自衛隊と共同演習をし横須賀に到着しました。
今回、イギリスが「クイーン・エリザベス」を派遣したのは、近年海洋進出を進める中国に対する牽制もあります。
空母「クイーン・エリザベス」では、ロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機「F-35B」を搭載し運用しています。
今回の派遣では、アメリカ海兵隊のF-35Bとイギリス海軍のF-35Bが共同で運用されています。
ロッキード・マーチンのF-35Bはロールス・ロイス製のリフトファンを搭載しており、短距離離陸・垂直着陸が可能となっています。
自衛隊も護衛艦「いずも」「かが」を改修していF-35Bを搭載する方向で、年内にもアメリカ海兵隊のF-35Bの離発艦が行われる予定です。