2022年2月14日、ノースロップ・グラマン[NOC]はロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機F-35シリーズの900機目の胴体中央部を生産しました。
F-35の胴体中央部はノースロップ・グラマン社の統合組立ライン(IAL)を利用して生産されます。IALは、最新の自動化とロボティクスを使用して、大規模な航空機の生産能力を提供する施設です。これにより一つのラインでF-35シリーズのA型B型C型の3種を製造することができます。
F-35Aは最も多く生産されているモデルで通常の空軍が採用しています。
F-35Bは、短距離離陸・垂直着陸型でアメリカ海兵隊やイギリスが導入しています。自衛隊も護衛艦「いずも」を改修して搭載を進めています。
F-35Cはアメリカ海軍の要望で空母で運用する為に開発されました。開発に時間がかかり運用も難しいモデルで少し前に空母に着艦に失敗しています。
ノースロップグラマンは、米国とその同盟国のためのF-35ステルス戦闘機の設計、開発、生産と維持におけるロッキード・マーチン[LMT]の主要パートナーです。2021年末までの累計生産台数は756機です。
(動画は緊迫するロシア・ウクライナ情勢に対して、イギリスの基地に配備されるアメリカ空軍のF-35A戦闘機です。)