2021年8月29日、スペースX社はフロリダ州ケネディ宇宙センターの39A発射台からCRS-23ドラゴン補給船を打ち上げました。CRS-23ドラゴン補給船は、2021年8月30日に国際宇宙ステーションに自律的にドッキングする予定です。
第1ブースターは分離後、大西洋に位置する無人船「威厳がたりない」号に着艦しました。
今回のブースターは以前の打上の「クルー1(野口聡一さん搭乗)」と「クルー2(星出彰彦さん搭乗)」のミッション、および通信衛星SXM-8の打ち上げをサポートしていました。
ファルコン9のブースターの燃料はケロシン(灯油)と液体酸素です。(固体燃料ではありません。)安定性のあるマリーンエンジンを9束ね第一段ブースターとしてしています。9本束ねているところからファルコン9と呼ばれています。
ファルコン9はこれからも宇宙輸送のデファクト・スタンダードとなっていくでしょう!