(動画はボーイング大型ヘリ・チヌークの特殊部隊向けモデルです。)
2024年4月9日、ボーイング[BA]は2024年第1四半期の出荷状況を発表しました。
商業機としては737-MAXが第1四半期で67機減産となっています。これはアラスカ航空のボーイング737-MAXのパネルが吹き飛んだ影響です。
さらに787型機の製造が順調にすすんでおり13機となっていますが、最近ボーイングのエンジニアが787型機の製造に対して告発をして問題となっています。
防衛部門では、世界中で大規模な戦争や地域紛争の可能性が高くなりアパッチ攻撃ヘリの需要が増えてきています。しかし今期アパッチ攻撃ヘリがリサイクルで第一四半期では6機と低調です。
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」が1機でした。最新モデルブロックⅢが納品ですが2025年頃で製造が打ち切り予定です。
F-15戦闘機もアメリカ空軍向けのF-15EXが1機だけです。
ボーイングはデビット・カルフーンCEOが辞任し、アメリカの航空会社でもフランスのエアバスの旅客機に乗り換える動きが出てきています。
とにかくボーイングは低空飛行が続くようです。トホホ。
(↑動画はボーイングの哨戒機P-8ポセイドンです。旅客機をベースとしていますが、ミサイルや爆弾や魚雷を発射できるように改修されており貴重な資料映像です。)