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軍需・防衛産業への投資

増益!ロッキード・マーチン!2024Q1

ロッキード・マーチンCEOジム・タイレク氏

2024年4月23日、アメリカ合衆国の防衛産業大手ロッキード・マーチン[LMT]は2024年の第一四半期の業績を発表しました。

 

・売上高は172億ドルで前年同期比14%アップ

・純利益は15億ドルで一株当たり6.39ドル

・配当と自社株買いで18億ドルが株主へ還元

・2024年通期の見通しは685億ドルから700億ドルとしています。

 

航空機部門は68億ドルで前年比9%アップです。これはステルス戦闘機F-35の受注の増加とF-16戦闘機関連が押し上げています。さらに極秘プロジェクトの契約もありました。(第6世代戦闘機関連かな?)

 

ステルス戦闘機F-35

再人気!F-16戦闘機

極秘プロジェクト!?ダークスター(映画トップガン・マーベリックより)

 ミサイル・火器管制部門は30億ドルで前年比25%アップです。

「HIMARS(ハイマース・高機動ロケット砲)」や「JASSM-ER・長距離巡航ミサイル」や「LRASM・長距離対艦ミサイル」や「PAC-3パトリオットミサイル)」「THAAD・サードミサイル」の需要が大きく貢献しました。

HIMARS-ハイマース・高機動ロケット砲

JASSM-ER 長距離巡航ミサイル

LRASM-長距離対艦ミサイル

パトリオットミサイルの発射装置

THAAD-サード-終末高高度地域防衛システム

 ロータリー・ミッションシステム部門は41億ドルで16%アップです。

イージス艦関連の受注が増えてきています。

日本が建造予定のSPY-7レーダー搭載イージス艦

宇宙部門は33億ドルで前年比10%の増加です。おもに次世代弾道ミサイル迎撃機や極超音速ミサイル関連とGPS人工衛星受注が貢献しました。

 

次世代迎撃ミサイルNGI(イメージ図)

極超音速ミサイル(イメージ図)

 中東情勢やウクライナ戦争の影響もあり業績は好調です。ただ、F-35戦闘機の新CPUを乗せたモデルの生産にトラブルがあり油断は禁物です。

youtu.be

(動画はロッキード・マーチンボーイング合弁会社ULAのデルタヘビーロケットのウ打上の様子です。デルタヘビーロケットの打ち上げ時に炎でロケットの断熱材が焦げていますが気になります。)

 

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