2024年5月1日、中国人民解放軍は最新鋭空母「福建」は初めての試験航海を行いました。空母「福建」は2022年6月17日に進水しました。中国海軍の空母は3隻目です。
この最新鋭空母は、電磁カタパルト方式で艦載機を射出することができますが、進水式ではカバーに覆われていましたが、今回の公開された動画では覆いが外されています。
実戦配備に時間が掛かるとされていますが、我々の予測より速いペースで配備するかもしれません。
中国は近年海洋進出を進めており、1番艦はウクライナから購入した空母を改修して「遼寧」として2012年から運用を始めました。
2番艦の「山東」は中国純国産の空母です。2017年4月に進水しましたが、機関のトラブルがあり就役が遅れましたが、2019年12月に就役しました。
これ以外にも、075型強襲揚陸艦や055型駆逐艦(中華神盾イージス)なども順次、就役しています。
「福建省」の目の前には「台湾」があります。アメリカも長距離射程の対艦ミサイルの増産を行っています。空母「福建」の実戦配備が進めば、アジア情勢も緊迫してくるでしょう。