さて、トム・クルーズ主演の「トップ・ガン2 マーベリック」の予告編が公開されました。公開は米国で2020年6月ですが、日本公開は未定です。
1986年に公開された「トップ・ガン」の続編です。「トップ・ガン」で主演したトム・クルーズは、ハリウッドの大スターの地位に躍り出ました。今なおアメリカ映画を牽引する大スターです。
「トップ・ガン2 マーベリック」の予告編では、ボーイング[NYSE:BA]のF/A-18戦闘機スーパー・ホーネットが登場しています。2発のジェットエンジンが真っ赤になり咆哮をあげる!かっこいいです。(ボーイング・F/A-18スーパーホーネットの再受注に期待!)
空母から発艦するときにパイロットであるトムクルーズの体がガクンとなるシーンがあります。もしかして実際に戦闘機に乗って撮影したの!?と感じました。
今まで、私はロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のF-35ばかり推薦していました。
F-35はシンプルにエンジンが一つだけです。
やはり、アメリカ軍は2発ジェットエンジンでむちゃくちゃぶっ飛ばす!ほうが似合っています。日本公開が待ち遠しいですね。
(以前、岩国基地の航空祭に行った友人の話を聞いたことがあります。航空自衛隊のブルーインパルスはきちんとした曲芸飛行を披露してくれた、だけど米軍のF/A-18スーパー・ホーネットの曲芸飛行はめちゃくちゃな動きを披露して非常に驚いた!なんじゃあれ!と語ってくれました。)
さて、「トップ・ガン」も一作目から時間が経過し、敵国だったソビエト連邦は崩壊してしまいました。また、ソビエト連邦と全面戦争を戦うはずだった「F-14戦闘機 トム・キャット」も2006年に引退しました。(皮肉なことに、現在F-14戦闘機を運用しているのはイランだけです。)製造元のグラマン社も経営難に陥り1994年にノースロップ社と併合しノースロップ・グラマンになりました。
そして近年、映画製作の資本も変わってきました。
今回は中国の映画製作会社が出資しており、世界のパワーバランスが変わってしまったことを実感させられました。(その点では、ソ連の反対を押し切って、1970年代から鄧小平氏の掲げた市場開放政策、国家社会主義市場経済なる無茶な理論を推し進めた中国の方が正しかったのかもしれません。)