2022年1月26日、チェコの格安航空の「スマートウイングス」は、ボーイング737-MAXを南極大陸に着陸させることに成功しました。
ボーイング737-MAX機では初めてになります。(この少し前にボーイング767が南極への着陸に成功しています。)
今回の飛行ルートはノルウェーのオスロを離陸し、チャドのヌジャメナでのストップオーバーの後、南アフリカのケープタウンに向かいました。そこから、飛行機は南極のトロール飛行場に向かい、そこで120分を過ごしました。合計15,680㎞を走行しました。
このフライトは、ノルウェー極地研究所の隊員を基地に輸送するための任務です。クイーンモードランドの東海岸の海から235キロメートルに位置するトロール研究ステーションは、環境と気候の監視、科学的研究、地理調査に専念しています。
ボーイング737-MAXシリーズは人気が非常に高く2021年では263機が生産されたいます。さらに長らく737-MAXの飛行を禁止していた中国も再開を発表しています。
ボーイングでは需要に答えるため1日1機で一月当たり31機の生産を目指しています。