2022年7月27日 ボーイング[BA]は2022年第2四半期の決算を発表しました。
・737-MAXが月産31機となり生産と出荷が増えています。
・787型機はFAA(アメリカ連邦航空局)に最終出荷の調整をしています。
・売上高は167億ドルでした。
・純利益は1億6000万ドルで1株当たり0.32ドルの黒字です。
・営業キャッシュフローは1億ドルでした。
・スターライナー宇宙船が打上とISSへのドッキングに成功しました。
商業航空機部門では運航が再開となった737-MAXに需要が大きく、さらに生産数が増え31機/月を達成。売上は62億ドル(3%)アップしています。
787型機はFAA(アメリカ連邦航空局)に最終段階の調整を進めています。
フルトハンザ航空から777-8型機の貨物型の受注がありました。
防衛・宇宙・安全保障部門では、売上高が62億ドルと減少しました。スターライナー宇宙船などに追加コストがかかったのが原因です。
さらにNASAが進める月面着陸のアルテミス計画のSLS(スペース・ローンチ・システム)の組み立てが終わり8月末の打上のタイムスケジュールとなっています。
今期は737-MAXの生産回復により業績は伸びてきており、黒字転換となりました。
映画「トップガン・マーベリック」の効果によりF/A-18スーパーホーネットも人気が出てきています。
(動画は、「トップガン・マーベリック」のサントラでワンリパブリックの新曲「I Ain't Worried」です。軽快でキャッチーな曲です。ビーチバレーのシーンで皆さん筋肉美を披露しています。
映画撮影のためアメリカ海軍のトップガンパイロットがアドバイスしていますが、実際は一日12時間の訓練の為ビーチに繰り出している余裕はなかったようです・・・ )