2023年1月10日、ボーイング[BA]は2022年通期の出荷状況を発表しました。
商業機としては737-MAXが第4四半期で110機となっており通期で387機となっています。
中型機の767シリーズも増産傾向にあり、貨物機に改造したモデルが人気です。さらに大型の777シリーズが大幅に増えています。
また、長らく出荷が停止されていた787型機が通期で31機となっています。
長らくジャンボジェットとの愛称で親しまれていた747型機は最後の生産となりました。(動画で有終の美を飾っています。)
商業機は480機と大幅に増えてきています。コロナ禍が再び猛威を振るい、ウクライナ危機などで輸送機としての需要が増えてきています。
防衛部門では、世界中で大規模な戦争や地域紛争の可能性が高くなりアパッチ攻撃ヘリの需要が増えてきています。新規製造とリサイクルで75機ものアパッチ攻撃ヘリを出荷しました。
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」が14機でした。(トップガン・マーベリックのおかげでしょうか!?)
F-15戦闘機もアメリカ空軍向けのF-15EXが増産傾向にあり通年で12機、制空戦闘機として活躍するでしょう!
ボーイングは久々に通信衛星を打ち上げています。これはCバンドと呼ばれる周波数を使った通信衛星です。打上もボーイングとロッキード・マーチンの合弁会社ULAで行われました。さらに軍事衛星も1機打ち上げています。
2023年もボーイングの飛躍に期待です。