「大統領!自国民への空爆をどのように考えますか?」
今回ご紹介する映画は「シビル・ウォー」です。近未来アメリカで19州が離脱し、テキサス・カリフォルニアが連合した「西部勢力(WF)」と政府軍との戦闘を描いた作品です。
主人公のグループはジャーナリスト集団で大統領にインタビューする為にワシントンD.Cに向かいますが、「西部勢力(WF)」や民兵組織が入り乱れいたる所で虐殺が行われています。
アクション映画を観なれている私でもゾッとする残虐なシーンがあり鑑賞には十分注意が必要です。
(PG12・・・小学生以下が鑑賞する場合保護者の助言・指導が必要)
ベテラン記者リー・スミスをキルステン・ダストンさんが演じており長年の戦地での苦労を重ねたジャーナリストを演じています。
新人記者ジェシーをケーリー・スピーニーさんが演じており駆け出しのジャーナリストが成長していく様子が描かれています。
アメリカが内戦状態の為、USドルの価値もなくなっており、ガソリンスタンドでの支払い交渉でも
「300USドル?」
「そんなもんサンドイッチ1個分だ」
「じゃあ、300カナダドルでどう?」
「あぁ、燃料給油していいよ!」
(ちらりと洗車機をみると人のような何かが吊り下げられています。嫌なシーンでした。)
なかなか重たいストーリーの作品でした。映画製作は「A24」で監督はアレックス・ガーランド氏で新しい切り口で色々な作品を手掛けています。
ジェシー役のケーリー・スピーニーさんは公開中の「エイリアン・ロムルス」でもヒロインに抜擢されており、これから人気が出そうな感じです。