さて、サウジアラビアの精油施設がドローン攻撃を受け被害を受けています。
隣国イエメンのフーシ派が攻撃の声明を発表しています。フーシ派はイランのシーア派のバックアップを受けた組織です。時々、サウジアラビアに弾道ミサイルを撃ち込んでいます。
そのため、サウジアラビアは弾道ミサイル迎撃の為、ロッキード・マーチンとレイセオンのパトリオットミサイルを数多く購入して迎撃しています。
今回はドローン攻撃ですが、安価なドローンに爆弾を括り付けたものではなく本格的なドローンだと考えられます。それでも弾道ミサイルより安価で発見されにくい利点があり、サウジアラビアに打撃を与えることになりました。
レイセオンでは、このようなドローン攻撃に対してさまざまな対策を提供しています。今後、対ドローン装備を製油所や発電所や重要な施設に配備するニーズが出てくると思います。
レーザー砲を利用して迎撃が可能です。最新モデルでは、家庭用電源からも充電が可能で運用しやすくなっています。
スティンガーミサイルもドローンなど小型目標を破壊できるようになりました。
イスラエルが開発した防空システムですが、アメリカ陸軍も将兵を守るために導入しています。
まさに今回の様なケースに対応した、対ドローン用ドローン「コヨーテ」です。
ノースロップ・グラマンのC-RAMです。レイセオンのファランクスを地上配備したものです。ドローンやミサイル攻撃に瞬時に対応できます。弾頭も空中で爆発するタイプのものが採用され地上での被害を抑えるようにしてあります。