L3ハリス・テクノロジーズ[NYSE:LHX]は、米陸軍に新型高性能ナイトビジョンゴーグル「ENVG-B Goggle」の納入を開始しました。この納入は、2018年に米陸軍からの3億9100万ドルのENVG-Bの契約に基づく最初の注文の一部です。
この3眼ナイトビジョンゴーグルは、高性能の白色蛍光体画像強化技術をデュアルチューブゴーグルに搭載し、画像融合と熱ターゲット検出用の個別のサーマルチャンネルも搭載されています。
ENVG-Bは、戦場の画像とデータをネットワーク化されたナイトビジョンシステムであり、米軍と世界中の同盟国が直面する近接脅威の能力を超えた状況認識を提供します。
最初の40台の納入に続いて、L3Harrisは約7,000の追加システムとロジスティクスサポートのために合計約1億5300万ドルの2つの追加納入注文を受けました。最初の8,800万ドルの納入注文と組み合わせることで、L3Harrisは、契約に基づき10,000以上のENVG-Bシステムを納入する注文を受けました。
ENVG-Bの説明の動画を見ていると、兵士が遮蔽物に身を隠して銃器だけを出しターゲットを射撃できるようです。
銃器に搭載されたスコープの画像を、兵士の目に装着された暗視装置で見て射撃するすることができます。VR技術を取り入れ兵士の犠牲を減らす革命的なシステムです。
