L3・ハリス・テクノロジーズは、アメリカ陸軍に最新型の暗視装置「ENVG-B (Enhanced Night Vision Goggle-Binocular)」を1000セット納品したと発表しました。
この暗視装置プログラムの契約金額は4億4200万ドルで最新のテクノロジーが導入されています。特にアメリカ軍は夜間の戦闘の戦闘能力を高めるため第2次世界大戦中から暗視装置を研究開発し導入しています。
「ENVG-B」の特徴としては、「微光暗視」と「熱感知」と「VRテクノロジー」の融合が実現されている点です。
様々な状況に応じて暗視装置のパターンを切り替えることができるようです。さらに、VR技術が使われており、暗視装置の画面にターゲットの位置や仲間の情報を表示させることができます。
この機能を利用し遮蔽物に隠れたまま射撃が可能となりました。(また新しい射撃術が披露されるかもしれません。L3・ハリスがホロサイト部門を売却したのもこのためか?)
アメリカ軍は常に先進的なテクノロジーを積極的に取り入れて犠牲を減らす工夫を研究しています。