今回のロシアのウクライナ侵攻でウクライナのアントノフ航空の世界最大の輸送機が破壊されました。
破壊されたのはアントノフ225型機で世界に1機しかありませんでした。
東日本大震災の時は福島原発を冷却するポンプ車を空輸してきてくれました。
アントノフ225型機は旧ソ連のスペースシャトルを空輸できるように開発されましたが、旧ソ連のスペースシャトル「ブラン」は一度だけ打ち上げられてソ連が崩壊しウクライナの空港の片隅に放置されていました。
しかし、近年の大量空輸時代が始まりAN225型機は再度改修され空を飛ぶことになりました。
6個のジェットエンジンを搭載し最大離陸重量は640トンで、荷物の積載は250トンととんでもない重さの物を輸送することができました。ボーイング747-貨物で133トンなので2倍近いものを運ぶことができました。
アントノフ225型機は「ムリーヤ(夢)」と呼ばれていました。再び再建して空を飛ぶ日が来ることを願っています。