2022年10月11日、ボーイング[BA]は2022年第3四半期の出荷状況を発表しました。
商業機としては737-MAXが第3四半期で88機となっており第2四半期よりペースダウンしています。
中型機の767シリーズも増産傾向にあり、貨物機に改造したモデルが人気です。さらに大型の777シリーズが大幅に増えています。
また、長らく出荷が停止されていた787型機の9機となっています。
商業機は第2四半期112機と順調に増えてきています。コロナ禍が終息しつつウクライナ危機などで輸送機としての需要が増えてきています。
防衛部門では、世界中で大規模な戦争や地域紛争の可能性が高くなりアパッチ攻撃ヘリの需要が増えてきています。新規製造とリサイクルで第3四半期では15機ものアパッチ攻撃ヘリを出荷しました。
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」が3機でした。最新モデルブロックⅢがコンスタントに売れています。映画「トップガン・マーベリック」の人気によりスーパーホーネットも大人気です。
F-15戦闘機もアメリカ空軍向けのF-15EXが増産傾向にあり、制空戦闘機として活躍するでしょう!
ボーイングは久々に通信衛星を打ち上げています。これはCバンドと呼ばれる周波数を使った通信衛星です。打上もボーイングとロッキード・マーチンの合弁会社ULAで行われました。
(動画は、ボーイングの大型ヘリ・チヌークの映像です。かなりのトリッキーなパイロット腕前に驚きです。)