2024年4月23日、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]は、2024年第一四半期の業績を発表しました。
- 売上高193億ドル(前年比12%アップ)
- 調整後一株当たり利益1.34ドル(前年比10% 大幅アップ!)
- 当期純利益は17億ドル(前年比20%アップ)
今期はウクライナ戦争でのパトリオットミサイルと防空システムや対ドローンシステムの需要があり増益となりました。
また、日本が「トマホーク巡航ミサイル」の導入を前倒しするなど世界情勢が緊迫しています。
2024年のガイダンスは売上が780億ドルから790億ドルと年々見通しを上げています。
レイセオンとユナイテッド・テクノロジーズが合併して、決算のセグメントが変更となりました。大きく分けて4部門なっていましたがレイセオンインテリジェンス&スペース(RIS)とレイセオンミサイル&ディフェンス(RMD)が統合になり3部門となります。
・コリンズ・エアロスペース
・プラット&ホイットニー
レイセオン・テクノロジーズの年間予想売上高は790億ドルでロッキード・マーチンを抜いて防衛産業世界トップを独走しそうです。
レイセオンの新CEOのクリス・カリオ氏は「20年近く前、私はレイセオンに入社し、今日、私はこの素晴らしい組織を率いる機会に謙虚で光栄に思っています。一緒に、レイセオン・テクノロジーズの次の章を書きます。」と述べています。