2022年3月24日、北朝鮮は超大型(ICBM)大陸間弾道ミサイルを発射したしました。北海道の渡島半島の西150㎞の海上に着弾しました。このポイントは日本のEEZ(排他的経済水域)内で、何の警告もなしに発射するとは危険なことです。
発射された火星17号は2020年の軍事パレードで登場しました。
今回はロフテッド軌道と呼ばれる軌道で発射され、高度6000kmの高さまで上昇しました。(国際宇宙ステーションの高度が400kmです。)水平方向に距離をとればアメリカ本土を射程に収めることが可能です。
また、北朝鮮が核兵器の小型化に成功していれば複数の核爆弾を搭載することが可能となります。
今回のロシアのウクライナ侵攻では、核を放棄したウクライナが攻め込まれる事態となりました。北朝鮮も改めて強固に核開発を進めるでしょう。