2022年5月17日、アメリカ空軍とロッキード・マーチン[LMT]は空中から発射するタイプの極超音速ミサイルの発射に成功しました。
この極超音速ミサイルは「AGM-183A」と呼ばれ、トラブルが続き開発が難航していました。
極超音速ミサイルは、ロシアや中国の方が実用化が早くて、アメリカは遅れをとっています。
今回のロシアのウクライナ侵攻でも、ロシアは極超音速ミサイル「キンジャル」を10発以上ウクライナに向けて発射しています。
極超音速ミサイル「AGM-183A」は今年いっぱい試験を繰り返し、2023年には実戦配備の予定です。
ロシアが極超音速ミサイル「キンジャル」を実戦で使用した後から、アメリカもイギリスやオーストラリアと共同で極超音速ミサイルの開発を発表するなど新たな流れとなってきています。