2023年2月18日、北朝鮮はICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」を発射しました。飛行性能として水平距離は約1000㎞、最高高度約6000㎞、飛行時間1時間以上となっています。
「火星15」型はNATOコード:KN-22と呼ばれており射程距離8500㎞~1万3000kmでアメリカの東海岸に届くようです。
今回、北朝鮮の金正恩総書記が午前8時に発射命令を出し夕方に発射されました。火星15型は液体燃料を注入してから発射しなくてはならないため打ち上げに時間が掛かります。しかし、実戦形式の「奇襲発射訓練」を行うことにより練度を高めています。
弾道ミサイルの開発を急ピッチで進める北朝鮮に対して、日本は敵地攻撃能力としてレイセオン・テクノロジーズ[RTX]の「トマホーク巡航ミサイル」の導入を決定しました。