FLIR[NASDAQ:FLIR]のサーマルカメラでロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のF-35Bを撮影した動画です。
F-35Bのジェットエンジンの排気口から高温のジェットが排出されているのがわかります。また、ホバリング中の機体のバランスを取るためエルロン(補助翼)や尾翼を小刻みに動かしています。ジェットの排気の温度は900度にまで達します。
今後、F-35Bを護衛艦「かが」「いずも」で運用するに当たっては、飛行甲板の耐熱化の工事を行う必要があります。F-35Bを運用しているアメリカ海兵隊の強襲揚陸艦は「サーミオン」と呼ばれる耐熱コーティングを施しています。また、F-35Bのために燃料や補修部品なども搭載しなくてなりません。
初期の段階ではアメリカ海兵隊が「かが」「いずも」に離着陸して運用する計画です。岩国基地の「第121海兵戦闘攻撃飛行隊 VMFA-121 グリーン・ナイツ」が担当すると思われます。
いろいろ問題が山積みですが、「多用途防衛型空母」の誕生が待ち遠しいです。