2021年8月上旬、アメリカ海軍は、原子力空母「USS カールビンソン」でロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機「F-35C」の運用を開始しました。
ステルス戦闘機「F-35C」はアメリカ海軍「第147戦闘攻撃飛行隊(アルゴノート)」が運用を担当することになっています。
F-35シリーズの中でもアメリカ海軍向けの「F-35C」は開発に時間がかかり、空軍向けの「F-35A」や海兵隊向けの「F-35B」の実戦配備に遅れをとっていました。
開発に時間がかかった原因としてはアメリカ海軍の空母で運用されるためカタパルトで発艦や、ワイヤーを引っかけての着艦の機構が複雑であったためと思われます。
「F-35C」は、機体がやや大きく作られておりその分、機体内部の燃料タンクも他の2機種より大きくなり8,959㎏も入り、航続距離が長くなっています。
近年、ロッキード・マーチンのステルス戦闘機「F-35」シリーズはベストセラーの戦闘機となってきています。