2021年9月27日、ロッキード・マーチン[LMT]は、ステルス戦闘機「F-35」シリーズの累計生産台数が700台に達したと発表しました。
ロッキード・マーチンの稼ぎ頭であるステルス戦闘機F-35はレーダーに映りにくいステルス機能を持つ第5世代の戦闘機です。
生産台数が増えるにつれロッキード・マーチン売り上げもアップし増配傾向にあります。また、F-35の胴体部を担当するノースロップ・グラマン[NOC]やエンジンや計器類を担当するレイセオン・テクノロジーズ[RTX]の売り上げも好調です。
F-35シリーズはA型B型C型の3種類が同一ラインで生産されています。
我が国を含め14ヶ国が運用を開始しており、最近では、スイスが国民投票で「F-35A」を選ぶなど採用国が増えてきています。
最近では、イギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」でF-35Bが運用されているのが話題となりました。近日中には海上自衛隊の護衛艦「いずも」でアメリカ海兵隊「F-35B」の離着艦の訓練が行われる予定です。
アメリカ海軍のF-35Cも空母「カールビンソン」で実戦配備が開始されるなど「F-35」シリーズの人気急上昇中です。