20203年8月20日、ウクライナのゼレンスキー大統領はオランダとデンマークを訪問しF-16戦闘機の供与の合意を得ました。
今回オランダはF-16戦闘機を42機、デンマークは19機の合計61機供給される見通しです。
ロシア軍の強固な地雷原に阻まれてウクライナの反転攻勢が進んでいませんがF-16戦闘機は強力なゲームチェンジャーとなるはずです。
F-16戦闘機はジェネラル・ダイナミクス[GD]が生産を1970年代から生産を開始し、現在はロッキード・マーチン[LMT]が生産しています。基本設計にゆとりがあり拡張性が高いため4500機以上生産されいます。さらにロッキード・マーチンはF-16の最新モデル「ブロック70」シリーズを生産する為新しい工場を稼働しています。
ウクライナへの実戦配備が決まれば、ウクライナの青い空の元、進軍を進めるウクライナ陸軍をサポートする為「近接航空支援」を行うF-16戦闘機の活躍が見れると思われます。
一部の報道ではウクライナのパイロットの語学力が問題となっているようですが、F-16戦闘機を採用している国では母国語が英語ではない国も多いですが、採用されている機数も多く訓練カリキュラムも非英語圏向けのノウハウがあると思います。
(ウクライナの歌手アイリーンさんの「ヘイ!ファルコン」です。
戦火により引きさされた男女の悲哀を歌っています。
ファルコンになって会いに来てほしいとの思いが歌われています。
今回はロッキード・マーチンの「ファイティング・ファルコン」が61機が飛んできてくれます。)