中東から資源に頼っている我が国にとって、石油(ナフサ=粗製ガソリン)タンカーを魚雷で攻撃される事は脅威です。
また、プーチン政権の元で、開発が進められている北極圏のエネルギー資源を調達することも大切だと思います。
ロシアはさらに巨大な原子力砕氷船リデル級を建造しています。完成予定は、2024年ですが、原子炉はRITM-400を2基搭載し出力はアルクチカ級の2倍です。
スクリューは4軸推進で16万馬力です。このため、砕氷能力も高く4.3mの厚さの氷を粉砕できます。
このようにロシアは、原子力砕氷船開発に資源を集中しています。
いずれは、北極圏の制覇を狙っていると考えられます。