不安定な世界情勢を受けて、ロッキード・マーチン[NYSE:LMT]が高値圏で推移しています。
F-35の好調な生産や、F-35に墜落回避システムAuto-GCAS装備といったところが評価されているかもしれません。
ボーイング[NYSE:BA]が墜落事故への対応が悪かったところを考えれば高評価です。
また、ロッキード・マーチン[NYSE:LMT]は、Auto-GCASをさらに進めた自動空中衝突回避システム[Auto-ACAS]を開発中です。Auto ACAS は戦闘機の空対空衝突を回避するように設計されています。
[Auto-GCAS]と[Auto-ACAS]の組合せは、「空対空衝突」と「空対地衝突」の両方を防ぐ自動統合衝突回避システム[Auto ICAS]を形成します。
夏になればメディアなどが、過去の大戦の特集を組みます。さまざまな意見や見方もありますが、今も昔もアメリカは「テクノロジーの差で相手より優位に立つ」といった考え方があります。
優れた軍事技術が、しばらくしたあと民間分野にも開放されることが多く、アメリカの企業が世界でも通用するのはこの様な強みがあるからだと思います。
