防衛省が選定していた航空自衛隊の短距離離陸・垂直着陸機がロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のF-35Bに正式に決定しました。F-35BはSTOVL機と呼ばれ「短距離離陸・垂直着陸」が可能です。短い滑走路や強襲揚陸艦揚陸艦などから発着ができます。(募集に対して応募したのがロッキード・マーチン1社だけでした。)
F-35Bは、短距離離陸・垂直着陸を行うためのリフト・ファンなどが搭載されており、一機当たり約140億円とF-35Aの107億円より高価となっています。今回F-35Bを42機導入します。
高価な戦闘機ですが、ロッキード・マーチンのホルダーとしては、「お買い上げありがとうございます!」と感謝です。トランプ大統領は素晴らしいトップセールスマンですね!
ついでに、艦船への離艦着艦をサポートするレイセオン[NYSE:RTN]の「JPALS」システムもいかがでしょうか?
護衛艦「いずも」「かが」を改修して搭載する予定で、航空自衛隊が海上自衛隊の艦船で運用する初めてのパターンです。
現時点では、アメリカ海兵隊が岩国基地でF-35Bを運用しています。今後、航空自衛隊のF-35Bと共同で訓練するだろうと考えられます。
中国人民解放軍もステルス戦闘機「J-20」を実戦配備を進めており、F-35シリーズは我が国の防衛の重要な役割を担うこととなります。
中国の国産ステルス戦闘機「J-20」については、ただいま記事を作成中です。