トランプ政権が「F16V ブロック70」を台湾への売却を承認しました。約80億ドル(約8500億円)で計66機です。
うん??一機当たり128億円と高価です。F-16戦闘機は低コストで導入できることがメリットだったのですが、F-35Aの一機107億より高くなっています。
しかしながら、新型の短距離空対空ミサイル(レイセオン[NYSE:RTN]のAIM-9X)を運用可能で、パイロットを守るAuto-GCASなどが装備され高価になっているのでしょう。
台湾の政治的なリスクを回避するためステルス機能のあるF-35を売却することはなさそうです。
また、台湾は既存のF-16(144機)をアップグレードして、F-16V(ブロック70)にする改修も進んでいます。
ロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のホルダーとしては、航空自衛隊F-35Bの導入と台湾F-16Vと嬉しい話題が続きます。