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軍需・防衛産業への投資

アメリカの「対衛星ミサイル」

 アメリカも東西冷戦時代から「対衛星ミサイル」の細々と研究開発を進めていました。しかしながら完全に実用化しているものはなく実験成功段階どまりです。

 

 2008年2月20日に、アメリカは「バーン・フロスト」作戦を行い、自国の故障した偵察衛星「NROL-21」をレイセオン[RTN]の「SM-3」で破壊する実験に成功しています。

 この「対衛星ミサイル」は、弾道ミサイル迎撃ミサイル「SM-3」のソフトウェアなどを改修した特別なもので、高度250kmで破壊に成功しました。

 

 アメリカ宇宙軍が発足し「対衛星ミサイル」などの防衛機器の開発が加速すると考えられます。冷戦期にF-15戦闘機から「対衛星ミサイル」を発射したこともあり、実用化や実戦配備は比較的早く進むと思われます。

 

 

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